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祖父名義の不動産の相続登記

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祖父名義のままでも相続できるの?
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田中さん
今年の8月、その日は暑い日で、父は配達の途中でした。

父は小さな酒屋を営んでおり、その日は近所の家にお酒を届けに行くといってお店を出ました。

本当に暑い日で、夕方になっても気温が下がらず、父の軽トラックの中の温度は上昇。

相当暑かったと思います。

近所のお宅に着いて車を止めて降りたあと、家の前でバタリと倒れ、そのまま動かず。

お客さんが玄関外に出てみると、父が倒れており、そのまま病院へ搬送されたのですが、助かりませんでした。

父親の葬儀後、酒屋の店舗兼住宅の土地・建物名義を見ると私の祖父の名義のままだったのです。

この場合、祖父の名義から私の名義に変更はできるのでしょうか?

それとも他に手続きが必要なのでしょうか?

それらの手続きに期限はあるのでしょうか?

太田
酒屋はおじい様名義だったのですね。

きっとお父様は名義を変えずにそのまま酒屋を経営されていたのでしょうね。

実はこういった案件は結構多いのですよ。

なぜかというと、法律上、相続登記は期限がないからです。

登記を変更せずに放置していても何も罰がありません。

田中さん
そうなのですか。

では、そのまま祖父の名義にしておいても問題ないのですね。

太田
いいえ、今後は問題が出てきます。

例えば、不動産を売却したい場合や不動産を担保に銀行から融資を受ける場合は、相続登記を済ませないと手続きができませんよ。

田中さん
そうですか・・・。

実は酒屋は誰も継ぐ予定がなくて、私と妹で話し合った結果、酒屋は廃業して売却しようという話になったのです。

太田
そうであればやはり、相続登記を早めにしておかないとだめですね。

田中さん
そうですよね。

では、相続登記はどのような手続きをすればよいのでしょうか?

祖父から直接私の名義に変更可能ですか?

太田
おじい様から直接田中さんの名義に変えるには、少し大変な作業をして頂かなければなりません。

まず、おじい様がお亡くなりになられた時からの法定相続人全員の署名が必要になってきます。

田中さん
えぇ?

では、祖父の子供たち、つまり、父の兄弟の署名が必要ってことですか?

父の兄弟は父を含めて7人もいるのですが、本当に父以外の全員の署名が必要なのですか?

私も何人かは交流がありますが、中には音信不通の叔父や叔母がいるのですが、う~ん。

太田
お父様の兄弟の署名は必要ですので、音信不通の叔父様、叔母様もご連絡をとって頂かないといけませんね。

田中さん
そうですか、はぁ~。

父は長男だったので祖父の家業を継いで、そのまま祖父の名義のままで酒屋を営んでいたのですね。

まいったなぁ。

でも、不動産を売却しようと思ったら相続登記しないと何にもできないですもんね。

太田
残念ですがその通りです。

相続登記をしないと売却できません。

あと、お父様のご兄弟様が不動産を田中さんへ変更することを了承して、署名して頂かないとダメですよ。

田中さん
わかりました。

叔父や叔母の連絡先を調べてみます。

たぶん不動産名義を変更することは納得してくれると思います。

はぁ~不動産の名義変更って大変なのですね、う~ん。


 
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田中さんはその後、何とかお父様の兄弟全員と連絡をとり、署名を貰って、ちょっと時間はかかったけれど、不動産の名義変更を無事行ったそうです。

今回かなり苦労された田中さんは、自分が亡くなった時に家族が困らないように、今からやっておける相続対策についてもご相談に来られました。

ご相談した結果、田中さんの意思を反映した遺言書の作成を一緒にすることになりました。

本日のワンポイントアドバイス⇒【相続登記は放置すると大変なことに!

 

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